桜 [散策]
桜に関して私を代弁をしてくれた作家が居ました(^^)。
国家の品格の作家・藤原正彦さんです。
日本人の感性の鋭さの一つが桜の花に対するものです。
桜の花は、本当に奇麗なのはたったの三、四日です。しかも、その時期を見計らった様に
毎年、桜散らしの風や嵐が吹きまくり「あああー」と思っているうちに散ってしまいます。
日本人はこのたった三、四日の美しさのために、あの木偶の坊のような木を日本中に植えて毎年楽しんでいるのです。
しかし日本人は、桜の花が咲くこの三、四日に無上の価値を感じます。
たったの三、四日に命をかけて潔く散っていく桜の花に、人生を投影し、そこに他の花とは
別格の美しさを見出している。「花は桜木、人は武士」とまで持ち上げ、ついには国花にまでしたそうです。
桜の花の時期になると、みながうきうきします。
桜は人生そのものの象徴だから、誰もが気になって仕方ないのです。
大体このような内容だったと思います。
私が桜を好む想いとピッタリと重なっています(^^)・・・もっともこんな崇高な思考は持ち合わせておりませんが。
*以下昨日の近所の風景です。
① まだ七分咲き位ですが十分見頃でした。今日は満開に近いかも。
② テレビに流れる上野恩賜公園などとまるで様子は異なります。
③ この位の観客数の方が落ちつきますね。
④ カップル、親子連れがたくさんいました。因みに私の妻子ではありません^_^;
⑤ スーパービュー・踊り子が桜並木横を通り抜けます。
⑥ ブルーシートと桜・・・多摩沿線道
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