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桜散る頃 [随筆]

いよいよ桜散る頃となり、春の宴が終わったような寂しい感じがします。


道元の「現成公案」という書に「華は愛惜(あいじゃく)に散り 草は棄嫌(きけん)に生うるのみなり」と記されています。

美しい花は惜しまれても散ってしまうが、雑草や汚い草は嫌われながらも生き延びる。といった意味のようです。

ここでいう華とはわずか数日間咲いて潔く散ってしまう桜を指しているものと勝手に解釈しています。

しかし桜は四季が巡り翌年また美しい花を咲かせてくれるという生命の循環があり、決して悲壮感はありません。

そして間もなく山野には若葉が生い茂る爽やかな季節がやってくると思うと少し嬉しい気分になります。

こんな書き出しでどんな写真をアップしたらいいのか難しくなってしまいました。(笑い)
「散り際の美」かな。

                                 <坂の上の蜘蛛>

千鳥ヶ淵の水面は真っ白

千鳥ヶ淵の水面ははなびらで真っ白

散りゆく桜
雪が降るように散りゆく桜。来年も二人で訪れますよう。

待ち人現れず?
待ち人現れず?

路肩に吹き溜まる散り花
路肩に吹き溜まる散り花


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