カッコウ [野鳥]
カッコウの托卵・・・2016/07/23撮影
バーダーの皆さんは杜鵑類(ホトトギスの仲間)の托卵(たくらん)はほとんど知っていると思いますが
それを見た方は極めて少ないと思います。私もそうでした。
ところが運良くその貴重なシーンを見ることができました。(巣の状態は見ていません)
ここのカッコウはオナガに托卵していました。
もう巣から出ていますがオナガはせっせとカッコウのヒナに餌を運んでいました。
自分と容姿がまるで違うヒナに疑いを持たずに子育てをするって奇妙な習性というか生態ですね。
<坂の上の蜘蛛>
*托卵:
カッコウ科の鳥(ホトトギス、カッコウ、ツツドリ、ジュウイチ)は他の鳥の巣に卵を産み落とし
その鳥に子育てを託します。それを托卵といいます。
オオヨシキリ、モズ、ムシクイ、メジロなどの小鳥に托卵することが多く、自分より体の大きいカッコウの
ヒナに一生懸命餌を与えるという奇妙且つ滑稽な状況になります。(ほとんど見ることはありません)
① もう巣立っているので成鳥の顔つきですが育ての親が運んでくれる餌を待っています。
②
③
④ まだ尾羽は短いです。
⑤
⑥
⑦
⑧ 育ての親・オナガがやってきました。
⑨ 以下給餌シーンを数ショット。
⑩ 胴体はオナガより大きくなっています。
⑪
⑫
⑬
<END>
2016-07-24 01:00
nice!(30)
コメント(4)
トラックバック(0)
坂の上の蜘蛛様
オナガが大きくなったカッコウに給餌する貴重な写真をありがとうございました。
話には聞いていましたが、実際に写真を見ると全く自分に似てもいない子供に疑いもせず、せっせと餌を与えるのを見ると何だかかわいそうな気がしました。(:_;)
オナガは、まだ大きいですが、目白やモズなどだと体の大きさが全く違い、餌運びも大変でしょうね。
托卵という言葉も知りませんでした。
by hirometai (2016-07-24 15:56)
托卵は知っていましたが,実際見たことはありませんでした.貴重な写真ですね.
by Y (2016-07-24 20:04)
hirometai さんこんばんは。
いつも拙ブログに関心を持って頂き嬉しい限りです。
この托卵には色々不可解な謎がありそうですが自然界には
不思議なことがたくさんあるものですね。
托卵する鳥には親子愛や絆はないのでしょうか・・・?
子育て環境が不十分な現代社会にはうらやましい気もします(^^)
by 坂の上の蜘蛛 (2016-07-24 22:03)
Y さんこんばんは。
そうですね今度いつ見られるかわかりません。
図鑑では巣の状態も紹介されていますが巣の状態で発見するのは
尚更難しいでしょうね。
by 坂の上の蜘蛛 (2016-07-24 22:08)