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オオルリの営巣・・・そのI [野鳥]

5月24日・・・市内の公園にて。<混乱を回避する為、5月31日に公開しました>
       
春から初夏にかけて野鳥達の繁殖期なのであちこちで営巣シーンが見られます。
公園に行けばカルガモやカイツブリ、カワセミなど比較的ポピュラーで園内の人気ものです。

営巣活動は巣作りに始まり、抱卵、孵化、給餌、雛の巣立ち、お披露目などモチーフとして
魅力あるシーンが多いのでバーダーには魅力的で楽しみな季節です。

それだけに噂が広まるとどっとカメラマンが集まってきます。
これが時として営巣活動に影響を与えることが少なくないようです。
I:少しでも近くで撮りたいというカメラマンの心理。
II:営巣の妨げにならない。
この二つを両立させなければなりませんが、それらに対する認識に個人差があるためもめごとにも発展します。

まずは、蛇やカラス、公園では猫などの外敵から襲われることなく営巣を成功させることが第一義。
そのためには程ほどにハイカーなどの通行人がいることが好ましいのだが、かといって無規制だと
CM達が巣に近づき過ぎ営巣放棄に繋がります。
動物と人間の距離感は微妙で難しいってことかな。

動物達と人間の関わり方に関する教科書もないし、正解や模範解答があるわけでもない。
そのポイント毎に相応しい対応はそれぞれ違うと思うのでケースバイケースなのかな。

とにかくカメラマンも一般ハイカーも少しでも自然に対する理解と配慮があればより多くの方が
楽しめることになると思うのですが。(鳥撮りを初めて間もない私が言うのも僭越ですが・・・。)

とにかく、無事に巣立ってくれることを祈る気持ちでいっぱいです。(*^^)v
神奈川県の準絶滅危惧種に指定されているオオルリ。
無事に巣立って来年も又営巣してくれることが最高の歓びですね。
                                <坂の上の蜘蛛>

p.s.
26日に危惧していた蛇に襲われ、居合わせたカメラマン達が蛇を追い出し、なんとか4羽救出。
27日には2羽しか確認できず。
翌28日も2羽は健在。少し羽ばたくまで成長。
29日は巣が空っぽ。襲われたのか巣立ったのか不明です。
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①オオルリ営巣
 この時期野山を歩いているとこんなシーンに出遭うことがあります。
①A22W3123-LR2.jpg


②オス・メス交代で給餌にやって来ます。雛が5羽確認出来ました。
②A22W1056-LR.jpg


③一旦途中で様子を見てから巣に近づきます。この日はここで10分ほど待機。
 何かが気になったご様子? 人間同様お産の時はデリケートで過敏ですからね。
③A22W0993-LR.jpg

<続く>

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